特集-インタビュー

第22回 <地域保健WEBより転載>
厚生労働省 健康局健康課保健指導室の右田周平専門官と同課川本めぐみ補佐が語る 「標準的な健診・保健指導プログラム(案)」について

第三期の特定健診・特定保健指導に向けた「標準的な健診・保健指導プログラム(案)」(以下、プログラム案)が厚生労働省より提示されていますが、もう読み込みはされたでしょうか? 

このたび雑誌『地域保健』編集部が、このプログラム(案)策定の検討会事務局をつとめた厚生労働省健康局の方々にインタビューを行いました。その貴重な場に、保健指導向上委員会スタッフも同席させていただき、インタビューの内容について掲載許可をいただきましたので、転載します。

プログラム(案)の新旧対照表をご覧頂きながら、記事をお読みいただきますと、変更点がわかりやすく理解がよりいっそう深まることと思います。

標準的な健診・保健指導プログラム(案)」PDF
標準的な健診・保健指導プログラム新旧対照表(案) PDF

−以下、地域保健WEBより転載−

新しいプログラム案 表紙

この6月、厚生労働省健康局から第三期の特定健診・保健指導に向けた「標準的な健診・保健指導プログラム(案)」が提示された。 保険局の「特定健康診査・特定保健指導の円滑な実施に向けた手引き(案)(第3版)」と併せて読むことで、第三期の特定健診・保健指導の全体像が把握できる。
健康局健康課保健指導室の右田周平専門官と同課川本めぐみ補佐に新しいプログラム案について、新旧対照表(案)の変更箇所を中心に伺った。

※インタビューでは新旧対照表の変更箇所を中心に質問した。
そのため、次ページ以降の質問では、新旧対照表の該当箇所を【 】で示している。
なお、第1編、第4編については特に質問をしていない。

全体を通して


新しいプログラム案では、従来のプログラムの大枠を変えませんでしたが、その理由について教えてください。

平成30年度から始まる第三期の特定健診・保健指導では、若干の制度改正はあるものの、大きな方向性や枠組みは変わりません。そこで、新しいプログラム案についても抜本的な見直しは必要ないと判断しました。

新しいプログラム案では、「医療保険者」が「保険者」に、「動機づけ支援」が「動機付け支援」に、「主治医」が「かかりつけ医」に、「内臓脂肪型肥満」が「内臓脂肪の蓄積」に、それぞれ表記が変わりました。何か意味があるのでしょうか。

法律、省令、告示等に合わせるために、それらの表記を変えました。「保険者」については「高齢者の医療の確保に関する法律」に、「動機付け支援」については省令に合わせました。また、「主治医」と「かかりつけ医」とでは厳密には意味が違いますし、「かかりつけ医」という言葉のほうが分かりやすいということもあり、表記を変えました。「内臓脂肪の蓄積」については、政令の表記に合わせて変えたもので、「内臓脂肪型肥満」と「内臓脂肪の蓄積」の意味するところが違うわけではありません。

改訂された「健診・保健指導の研修ガイドライン」のポイントを教えてください。

健診・保健指導の研修ガイドライン 画像研修ニーズの多様化を踏まえて、想定される受講者を保健指導実施者、保健指導チームのリーダー的立場にある専門職、特定健診等の運営責任者、人材育成・研修の企画・運営担当者の4つに分類し、それぞれに求められる能力あるいは技術を整理しました。また、それぞれに業務遂行能力チェックリスト、研修方法、研修の評価、具体的なプログラムの例などを新たに明示しました。今後は、それぞれの研修実施団体でこれらの内容に応じた研修が実施されることを期待しています。


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