特集-リレー連載

タイトルどおりSNS保健指導向上委員会の現場に関わる会員の方を中心に、リレー形式で連載記事を執筆いただく企画。毎回、執筆いただいた方に「次はこの人にこれを聞きたい!」をお聞きし、バトンをつないでいきます。

第27回は、山内 惠子さん⇒杉村 聖士さん へのバトンです。

第27回
「オフ会に目覚めた(^^ゞ スポーツクラブの支配人」

PALスポーツクラブ6・3支配人
杉村 聖士(すぎむら・せいじ)
(SNSハンドルネーム:seizi)
学校卒業後就職したサファリパークの動物飼育など、ちょっと風変わりな職種をはじめ何度かの転職のあと、平成2年にPALスポーツクラブに入社。本社勤務からインストラクターまでスポーツクラブにてさまざまな職場を経験後、現職。多くの方に愛されるスポーツジムをめざして日々取り組む。このサイトで出会った山内さんのもと、ヘルスカウンセリング学会公認健康行動変容支援士の資格を取得。日本武術太極拳連盟公認B級指導員。

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杉村聖士さんからのひとこと
改めまして、新年明けましておめでとうございます。本年も昨年同様、いやそれ以上に(笑 よろしくお願いいたします。
さてさて、山内さんからは「私がこの保健指導向上委員会に入会し、右も左もわからないときに、他の会員の方々を引き連れて私の職場にやってきた、その人懐っこくヒューマニストな杉村さんの人生観も気になりませんか?」とバトンをいただきました。直接保健指導にかかわっていない自分がバトンを受け取るのもと思いましたが、私が書けることはなにかと考え、山内さんのご要望と少し違ってしまうかもしれませんが、勤務しているスポーツクラブのことや、このサイトとの関わり方などを書くことで、少しでも読んでくださる方のお役に立てればと思い、筆をとらせていただきました。

インストラクターへのあこがれをスタートに

学校を卒業して最初に働いたのが、サファリパーク。ここの体験はかなり"レア"なもので、面白いネタがいっぱいですが、この連載の主旨とかなりはなれてしまいそうなので(笑)、いつか皆様とお会いできたときの楽しみにしてください!

その後、何度かの転職後、現在の職場であるPALスポーツクラブが平成2年にオープンするとの話を聞き、インストラクターという響きに惹かれて、入社しました。当時は将来のことなどほとんど考えもせず「好きなこと」「やってみたいこと」が私の選択基準でした。どんな会社なのか、スポーツクラブの業務など全く知らず・・・。入社した時は周囲もほとんど中途採用で、科学的な身体活動のことなどの知識もなく、ただ身体を動かすのが好きという連中ばかり。もちろん私もその一人でした。

勉強不足を感じたこともあり、社内研修はもちろん、外部の研修にも積極的に参加して、少しずつではありますが、インストラクターとして必要なこと(科学的な知識から、会員様へ届く教え方などなど)を学んでいきました。毎日大変でしたが、自分が知識をつけて、指導した会員様が成果を出していくのが楽しかったです。その頃は、「パーソナルトレーナー」という言葉も知らない時代でしたが、私の勤務時間に合わせて、トレーニングに来てくれる方もいらして、人気インストラクターとして活躍していました(笑)。

その後、初めて支配人を務めたグループ内のスポーツクラブ&スイミングスクールは、施設の老朽化から着任してわずか半年でそのクラブを閉鎖することになってしまい、本社勤務となりました。特定健診・保健指導制度のスタートにより民間のスポーツクラブもその業務の一担い手になる・・・といった話から情報収集にと思い、このサイトに登録したのもこの頃です。結局、保健指導には携わらないまま本社勤務から現場に戻り、再び今のスポーツクラブの支配人として今に至ります。


スポーツジムの"いま"

入社当時(約20年前)のスポーツクラブは、クラブに入会していること自体がステイタスだったりファッションだったりというバブリーな時代。会員数に対する利用率もそれほど多くなく、15%程度だったように思います。ところが現在は会員の平均年齢もぐっと上がり、高いところでは60代に入っているところもあるようです。私のクラブも例にもれず平均年齢は高くなり、それとともに平均利用率は40%近くになってきました。平日は45%を超える日もあります。その中心はやはり中高年の皆様。日中はお弁当を持って、「毎日ピクニック気分よ!」と言いながら笑顔でクラブに通われています。長く付き合えるクラブづくりが地元密着のスポーツクラブの生き残る道だと思っています。

そのためには、まずは新しくは入会されるお客様に成果を出してもらえるような支援をすること。その過程でいかに楽しく、いかに快適にクラブライフを過ごしていただくかを考えています。最近では初めて「ミステリーショッパーリサーチ」(MSR)なるものを利用しました。もとは飲食店からスタートしたものらしく、そのお店をお客様の立場から評価するというもの。スポーツクラブとしては実際に新しく入会対象となる方(見込み客)の方に評価してもらい、入会につながりにくい行動を修正したり、また「良い」と評価された部分はクラブ内スタッフで共有してその行動をスタンダードにしていくように活用できるというものです。今後もこのMSRを継続して活用して行く予定です。

他にも、スタッフたちのモチベーションやスキルアップにも取り組んでいます。最近、クラブ内で行った研修は「美点発見」というもの。これは、二人組になり一方が相手の素晴らしいところを伝えます。何度か繰り返すとだんだんと出てこなくなるので、必死で相手の素晴らしいところを探すようになっていきます。言う側も言われる側も、「素晴らしい」というプラスの言葉を交わすためか笑顔になっていき、スタッフみんなのモチベーションを上げることにつながったと感じました。研修後はそれを「週報」の中に組み込みスタッフ達の日々の「素晴らしい」を共有するようにしています。

こんなふうに、さまざまなことにトライし、日々考えながら、若いスタッフたちとスポーツクラブの未来を描く毎日を過ごしています。


このサイトの「私の活用方法」とは?!

「保健指導向上委員会SNS」に登録はしたものの、こうしたコミュニティサイトに慣れていなかったもので(今もそう変わっていませんが)、何をどうしていいのか分からずに、たまにサイト内を見ては、そのまま放置の繰り返し。思い切って日記を書いたのが登録してから2、3か月経ってからだったと記憶しています。

初めて日記を書こうと思ったのは、きっとこのサイトの皆さんともっと仲良くなりたい!と思ったから。ここ会員の方々はびっくりするほどのプロ意識を持った、それでいて気さくな感じのする方々。サイトを見ながらそんなふうに感じていたのだと思います。以前から私は研修会に参加すると必ず講師の方や他の参加者の方とも出来るだけ名刺交換をするように心がけていましたから、ここの初日記はちょうど自分から名刺交換を行うような感覚だったのかもしれません。ターゲットを決めて名刺を差し出したわけではありませんが、自分の差し出した名刺を受け取ってほしい、そんな感じだったのかと思います。そして、ここの多くの方々が、見事にその私が差し出した名刺(日記)を受け取ってくださいました。本当にありがたかったです。

それからネット上での会話にも少し慣れたころに、リアル(実際)に会員の皆さんにお会いできるチャンスがあることを知りました。それが、あいち健康プラザで行われた「第1回スキルアップ研修会」でした。 実際に会うって??・・・わけも分からず懇親会に潜入しましたが、そのときはまだほとんど誰も顔とハンドルネームが結びつかず、いま思えばあの時は正直まだほんとうの楽しさが分からない状態だったのかもしれません。愛知県在住の会員の方何人かと知り合い、ykeikoさんのところに遊びに行ったのはそのあと少ししてから。「オフ会」という言葉を知ったのもそのころでした。

そしてこのSNSが思いっきり楽しくなるきっかけになったのは2008年7月に開催された東京での公式オフ会です。ネット上での会話からリアルでの会話がこんなに楽しく盛り上がるものだと初めて知りました。確かに文字だけでのコミュニケーションにはちょっと限界(私の文章能力の問題も大いにありますけど)を感じるところはありますが、それでもここでのつながりは私にとってはとても大切な財産になっています。ネットでのコミュニケーションをより楽しいものにできるオフ会の楽しさを「公式オフ会」で学んだ私でした。

実際の保健指導とは離れた位置にいる私ですが、健康支援という目的をもつ仲間として、このサイトで多くのつながりができました。このつながりからカウンセリングの資格をとり、ykeikoさんの勉強会を私の自宅で開催したりしています(勉強会後はBBQなどお楽しみもいっぱいですよ)。愛知県の近くの方(もちろん遠くの方でも)は、ぜひ一緒に勉強しませんか。わが家自慢の手作り石窯で焼いた手作りピザでおもてなししますよ!(笑)


次回予告

杉村聖士さん⇒松川千鶴子さんへのバトン
「医療機関で健診・保健指導の計画から評価まで作り上げていく過程を、SNSサイト内「教えて!ウータンさん」コーナーで紹介されていましたが、松川さんの立場からは、どのような葛藤があったのか知りたいところですね。その後の動きも気になります。」とのこと。

次回をお楽しみに!

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